永遠の愛を誓いあう二人

自分の愛が重い事は知っている、こんな自分の愛を受け止めてくれる女性などこの世には存在しないのだ。そんな日々を悶々と過ごしていたある日、僕は一人の女性と出会った。

その女性は車いすに乗っていて、何かを患っていることがわかる、損か彼女が僕に話しかけてきた、「貴方も紅葉を見に来たのですか?、このイチョウの葉は一枚一枚がとても大きくて、とても見ごたえがあるのですよ。あなたはどうおもいますか?」と聞いてきた、僕は「僕はベタですが、やはり紅葉といえばモミジがしっくりくるのです、イチョウの葉はなんだか独特な感じがして、平凡な僕にはなんだか合いません。」と笑いながら僕は話しかけ。

「ふふっ、趣味の不一致ですね。」と彼女がからかうように僕に言う。そこから2人の交際が始まるのだ。彼女は肺を患っていて、こうして近くの公園に赴き、紅葉を楽しむしか楽しみがないと言っていた。

そんな彼女になにか楽しい事をしようと思いついたのが、いろいろな場所の紅葉写真を見せてあげることだった。彼女は喜んで僕の写真みてくれて、その光景に僕はとてもうれしかった。そんな日々が何か月が過ぎたころ、彼女の容体が急変した。

彼女は嘘をついていたのだ。肺を患っているというのは嘘であり、本当は心臓の筋肉が固まってしまう、世界でも例を見ないものを抱え込んでいた、彼女はわかっていた、自分がもう長くないということを、本当は公園に行くのだって止められていたが、彼女経っての強い希望で意思を説得し、大好きな紅葉の景色を目に焼き付けていたのだ。

僕はその連絡を受け、ただひたすらに走る、彼女のもとへ。喉が干上がるような感覚がして、頭に血が登っていくのがわかるくらい、敏感になってた。病院に着いた頃には彼女の命は消えようとしていた、僕は彼女の手を取る、いやだ、嫌だと、泣き叫びながら彼女の手を握り締めると、かすかに目があいたのだ、そして「ありがとう」。

それが彼女の最後の声だった。そして僕は秋になるたび思い出す、紅葉の景色が大好きだった笑顔が眩しい顔の女の事を、今でも、ひたすらに思い続けている。